サービス概要 Summary
オートリースとは?
オートリースとは、お客さまが指定する仕様の車両を毎月一定料金で利用できるサービスです。車両管理業務の大部分をリース会社が代行するため、管理業務の大幅な削減が可能です。
※ 本サービスは三菱オートリース株式会社がご提供いたします
リースと購入の比較
リース | 購入(所有) | |
---|---|---|
車両代金 | 分割(毎月定額) | 一括支払 |
諸税・保険料 | 分割(毎月定額) | 発生都度の支払 |
所有権 | リース会社 | お客さま |
経理処理 | 費用計上(損金算入) ※企業規模や契約条件により資産計上となる場合も有り |
車両運搬具として固定資産に計上 ※一部の維持管理費用は損金算入 |
メンテナンス(車両管理) | リース会社主導 ※メンテナンス工場との日程調整、車両持ち込み等は一部発生 |
お客さま主導 (工場選定・見積・支払・点検予実績確認等) |
入れ替え・減車時 | 車両返却のみ ※中途解約時は別途精算が必要 |
各種手配が必要 (売却先選定・処分手続き・固定資産抹消・売却損益計上等) |
リースとレンタカーの比較
リース | レンタカー | |
---|---|---|
使用目的 | 計画的使用・長期利用 | 一時的使用・短期利用 |
契約期間 | 長期(年単位) | 短期(時間・日数・月数単位) |
使用者 | 特定 | 不特定多数(個人・法人) |
車検証上の所有者 | リース会社 | レンタカー会社 |
車検証上の使用者 | お客さま | 同上 |
ナンバープレート | 所有車両との区別なし | 「わ」ナンバー(北海道は一部「れ」) |
中途解約 | 原則不可 | 車両返却と同時に可能 |
メンテナンス | ファイナンスリース/お客さま負担 メンテナンスリース/リース会社負担 |
レンタカー会社負担 |
車庫 | お客さまが確保 | レンタカー会社が確保 |
車両在庫 | 在庫を持たず、お客さまの指定条件に基づき調達 | 一定在庫を持ち、その中から選択 |
架装・塗装など | オプション選択可能 | 原則選択不可能 |
オートリースの仕組みについて
車両価格と各種費用の総額から、リース満了時の中古車再販価格に相当する「残価」を差し引き、リース料を算出します。
尚、オートリースには、ファイナンスリース、メンテナンスリース、メンテナンス委託の3つの形態があります。
ファイナンスリース / メンテナンスリースとは?
ファイナンスリースは、車両調達時の費用と期間中の自動車税、保険料などが含まれるサービスです。
メンテナンスリースはこれらに加えて、車検や点検、故障修理、事故対応などのサービスが含まれます。
メンテナンスリースは、車両のライフサイクルに必要な費用の支払いや業務が一つにまとまっているため、ファイナンスリースよりも業務削減やコスト削減が期待でき、多くのお客さまにご利用いただいています。
メンテナンス委託とは?
お客さまの所有している車両の車両管理業務のみ請け負うサービスです。メンテナンスを委託することで定期的な整備を受けた安全な車両をお使いいただけるとともに、車検や点検などの煩雑な業務から解放され、お客さまが基幹業務に集中できる効果や、車両のメンテナンスコストの削減が望めます。
ファイナンスリース | メンテナンスリース | メンテナンス委託 | |
---|---|---|---|
車両価格 | ◯ | ◯ | - |
登録諸費用 | ◯ | ◯ | - |
自動車税 | ◯ | ◯ | - |
自動車重量税 | ◯ | ◯ | ◯ |
自賠責保険 | ◯ | ◯ | ◯ |
自動車保険 | ◯ | ◯ | ◯ |
スケジュール点検 定期点検 車検整備 |
- | ◯ | ◯ |
タイヤ・バッテリー・オイル等の消耗品の交換 | - | ◯ | ◯ |
代車サービス(オプション設定) | - | ◯ | ◯ |
事故処理 | ◯ | ◯ | ◯ |
また、所有する車両を利用途中からリースに変更するリースバックという方式もあり、新車からでなくとも、リースのメリットを享受いただく事が可能です。
リースバックとは?
リースバックとは、お客さまが所有する全車両を当社が原則時価で買取り、一括してリース契約に切り替える方法です。車両管理にまつわる業務削減などさまざまなメリットが期待できます。リースバックならば、古い車両の入れ替えタイミングを待つことなく、車両を使い続けながら、リース化することが可能です。
このようなお悩みありませんか? Problem
- 所有に伴う経費やメンテナンスの手間が発生している。
- 車検や保険手続きでの手間が発生している。
- リース料として賃貸借処理することで、財務状況を改善したい。
- 購入によるイニシャルを削減し、資金運用を改善したい。
オートリースのメリット Merit
所有に伴う経費の削減、車検や保険続きの簡素化、リース料としての費用計上(賃貸借処理)による財務状況の改善、購入時(イニシャル)のキャッシュアウト、資金の転用など、オートリースにはさまざまなメリットがあります。
オートリースの4つのメリットとは?
管理業務の効率化 | 各部門の煩雑な業務をアウトソースし、車両管理業務の効率化を実現 |
---|---|
コストダウン | モビリティサービスの専門企業としてのスケールメリットを活かした車両・部品仕入による調達コスト削減効果と、多様な売却ネットワークを生かした高値売却効果を、リース料に還元 |
オフバランス※ | 固定資産計上せず、リース料として費用計上(賃貸借処理)することで、財務状況を改善 |
経営処理の一本化 | 支払をリース料に一本化・標準化することで、予算管理が簡素化し、まとまった資金が不要となり、金融機関からの借入枠が温存されるため、資金の有効活用が可能 |
※ 企業規模や契約条件などによって資産計上が必要となる場合も有り
1. 管理業務の効率化
所有44項目からリース13項目へ約70%の業務削減効果が期待できます。
総務部門 | 所有 | リース | |
---|---|---|---|
1 | 車種の選定 | ◯ | ◯ |
2 | ディーラーの選定 | ◯ | ー |
3 | ディーラーとの価格折衝・見積取得 | ◯ | ー |
4 | リース見積書の取得 | ー | ◯ |
5 | 稟議書の起案・決済 | ◯ | ◯ |
6 | 駐車場の手配 | ◯ | ◯ |
7 | ディーラーへの発注 | ◯ | ー |
8 | 請求書の受領精査、経理への支払依頼 | ◯ | ー |
9 | 任意保険の加入・継続管理(保険台帳作成) | ◯ | ー |
10 | 車両管理台帳への記入集計 | ◯ | ー |
11 | メンテナンス工場との各種折衝 | ◯ | ー |
12 | 車両維持費の請求書の点検・支払依頼 | ◯ | ー |
13 | 車両管理簿の管理(走行距離・使途等) | ◯ | ◯ |
14 | 法定点検指示 | ◯ | ー |
15 | メンテナンス指示 | ◯ | ー |
16 | 自動車税通知書の照合・納付依頼 | ◯ | ー |
17 | 安全運転管理者の教育・指導、資料作成 | ◯ | ◯ |
18 | 継続車検手続 | ◯ | ー |
19 | 車両代替時期の検討 | ◯ | ー |
20 | 車両売却手続 | ◯ | ー |
21 | 保険会社への保険請求手続と折衝 | ◯ | ー |
22 | 事故免責金額の経理への支払依頼 | ◯ | ◯ |
23 | 事故車両の修理見積書の作成指示 | ◯ | ー |
24 | 事故車両の修整指示 | ◯ | ー |
合計 | 23 ▶ 7 |
経理部門 | 所有 | リース | |
---|---|---|---|
1 | 車両購入資金の調達 | ◯ | ー |
2 | 車両代・登録諸費用・税金・保険料の支払 | ◯ | ー |
3 | リース料の支払手続 | ー | ◯ |
4 | 固定資産計上 | ◯ | △ |
5 | 固定資産台帳への記入 | ◯ | △ |
6 | 資金繰作成時の各種支払金額等の調査 | ◯ | ー |
7 | 車両維持費の請求書の点検・支払手続・集計 | ◯ | ー |
8 | 継続車検費用の支払手続 | ◯ | ー |
9 | 決算時の諸手続(減価償却の計算等) | ◯ | ー |
10 | 車両売却時の処理 | ◯ | ー |
11 | 保険料の支払手続 | ◯ | ー |
12 | 示談成立までの費用の立替払・精算手続 | ◯ | ー |
13 | 保険金入金に伴う会計処理 | ◯ | ー |
14 | 事故免責額の支払手続 | ◯ | ◯ |
合計 | 13 ▶ 2 |
車両使用部門 | 所有 | リース | |
---|---|---|---|
1 | 車両の検収 | ◯ | ◯ |
2 | 稼働状況の把握 | ◯ | ◯ |
3 | 運行前点検整備 | ◯ | ◯ |
4 | 車両維持費の予算管理(請求書受領・報告) | ◯ | ー |
5 | メンテナンス工場への車両搬入 | ◯ | ー |
6 | 車両入れ替えの発案 | ◯ | ー |
7 | 事故報告 | ◯ | ◯ |
8 | 事故車両の修理指示及び報告 | ◯ | ー |
合計 | 8 ▶ 4 |
2. コストダウン
リース会社ならではのスケールメリットを活かし、調達・メンテナンス・売却・管理においてコストダウンを実現します。
3. オフバランス
固定資産(車両運搬具)をオフバランス化し、負債の圧縮、財務指標の向上を図ります。
※ 企業規模や契約条件などによって、資産計上が必要となる場合有り
4. 経理処理の一本化
車両費用をリース料に一本化・平準化することで、予算管理を容易にし、まとまった支出を抑え借入枠の有効活用を実現します。